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家族葬に参加すべきかどうか判断基準やマナー

時代の移り変わりと共に、お葬式の形態もさまざまになってきました。中でも近年急速に広がりつつあるのが家族葬です。従来の形式にとらわれずアットホームな雰囲気で故人とお別れすることが出来るこの家族葬は、今では高い人気を呼んでいます。しかし、いざ家族葬で葬儀を行うという通知等を受け取ったら、どのように振舞えば良いのか悩んでしまうという人が数多くいます。家族葬にはどのようなマナーがあり、参列者の範囲はどのようになっているのでしょうか。友人だったらどうする?家族葬に参加すべきか参加を辞退すべきか?徹底分析!



もくじ
  1. 自分が参加すべきかの判断基準
  2. 遺族からの参列の要望があったら参列する
  3. 訃報連絡に葬儀場の記載があれば基本参列
  4. 服や香典の相場などの基本的な家族葬のマナーは?


自分が参加すべきかの判断基準

一般的に家族葬は、文字通り家族や近親者のみで行われます。大きなメリットとして挙げられるのは、参列者の対応等に追われなくて済むため、故人と心行くまでお別れが出来ることです。従って自分が故人の家族であれば当然のことながら、親族であったら参列者のひとりに数えられていると判断しても良いでしょう。

しかし、それほど親しくない友人関係だったなどという際には、遺族に配慮して参加辞退という形を取るのがマナーでもあります。落ち着いた後から花や香典を送るのは良いですが、招かれてもいないのに当日いきなり参列者に名を連ねることが感心出来ません。家族葬と執り行う旨の通知を受け取ったら、まずは自分と故人との関係を鑑みて参列辞退すべきかどうかの判断を行うようにしましょう。



遺族からの参列の要望があったら参列する

家族葬に参加するかどうかの明確な基準は、原則として遺族からの依頼があった時のみと考えておくと迷わないで済みます。いくら近親者のみと言っても、故人にとっては生前親族よりも友人の方が近しい間柄であったということは決してめずらしくないことです。家族葬と言っても参列者の範囲が厳格に決まっている訳ではありません。

喪主の判断で故人の友人等を招くこともあるので、招かれたら服装やマナーに注意して最後のお別れをするのが良いでしょう。逆に訃報を手にしたとしても、会社関係や近所の関係というだけなら参加辞退をするのが、遺族に対するマナーでもあります。香典や花の辞退等についても通知に記されている場合はほとんどなので、注意深く読んで遺族の意向に従うようにしたいものです。



訃報連絡に葬儀場の記載があれば基本参列

参加の基準範囲として、もうひとつ頭に入れておきたいのが訃報の連絡時に葬儀場の記載があるかどうかということです。どこで何時から葬儀を行うといったことが明確に記されていれば参加辞退をする必要はなく、友人という立場でも参列者の範囲に含まれていると考えても差支えないでしょう。服装等で失礼のないように配慮して葬儀に参加してください。

しかし、時々訃報通知には葬儀の詳細は記載されていないものの、口頭で周りから葬儀の日時を聞いたなどということがあります。そんな時は、参加して良いものか悩むところですが、その場合は参列辞退がマナーのひとつとなります。遺族側は明確に記さないことで、参列辞退をお願いしているという気持ちを汲み取るべきでしょう。



服や香典の相場などの基本的な家族葬のマナーは?

自分が家族葬の参列者の範囲に含まれていることがわかったら、マナーをしっかりと守って参列することが重要です。服装は喪服か礼服の着用となり、男性だったらブラックスーツを用意してください。シャツは白ですがネクタイや靴下の色は黒です。女性は黒のワンピースやスーツ着用となりアクセサリーの類は過剰にならないようにしましょう。バッグも黒い色の物を選びます。

香典については、連絡をもらった時点で香典や花を辞退する旨が伝えられているという際は、用意しないのがマナーになります。思いがけず香典をもらってしまったら、遺族はお返し等を考えなければならず余計な負担となります。香典が発生する場合の相場は友人として参列するなら、5000円から1万円を目安にしましょう。

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