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ワンデー葬(一日葬、直葬、家族葬)等、シンプルプランとは?

ワンデー葬とは本来通夜と告別式、2日に分けて行われるセレモニーを、1日で行うという新たな葬儀の形のことです。費用や精神的・身体的な負担が軽減出来るので、よりシンプルな葬儀を行いたいという方に選ばれています。


ワンデー葬のメリットなど
ワンデー葬とはどんなものなのか
葬儀費用はどのくらいかかるのか
更にシンプルに、直葬を行う場合
シンプルな葬儀のまとめ


★ワンデー葬とはどんなものなのか

 ワンデー葬とは従来通夜と告別式として2日行われたセレモニーを1日で行うことをいいます。各葬儀社によって、一日葬やワンデーセレモニーなど呼び名は異なりますが、内容は同じようなものと考えて頂ければ問題ありません。時代の変化により、よりシンプル且つスマートに葬儀をしたいという方に選ばれるプランで、家族葬の場合が多いというのも特徴です。 では次にワンデー葬のメリットをご紹介します。まずは葬儀費用を安く抑えられるという点です。これは式場や食事代、お布施などが1日分で良いので当然といえば当然なのですが葬儀は何かと物入りなので助かりますね。但し、1つ注意して頂きたいなが、火葬代や遺体安置代はワンデーでも通常の場合と同等程度の金額がかかることです。しかし中にはワンデー葬のプランの中にこれらが組み込まれているケースもありますので、よく注意してチェックしましょう。


★葬儀費用はどのくらいかかるのか

 ワンデー葬における葬儀費用の平均は50万円~100万円程度といわれていますが、葬儀社によっては20万前後のプランも用意されています。しかし、ここでも注意して頂きたいのは、そのプランには何が組み込まれているのかという点です。あまりに安いプランを選んでしまうと、後から火葬代や遺体安置代などを追加で請求されるケースもありますので、葬儀社やプランを選ぶ際は慎重になりましょう。 ちなみに火葬代や遺体安置代が別のプランを選んだ場合、火葬代が数千円~5万円程度(各自治体にたいにより料金に差があります)、遺体安置代は3千円から2万円程度追加になると考えて頂ければよいでしょう。更に食事代が別計算である場合は1人にき約5千円程度かかりますので、会葬者が20名の家族葬の場合は10万円程度かかります。これらに注意して費用の計算を行いましょう。


★更にシンプルに、直葬を行う場合

 直葬とは最もシンプルな葬儀の形といわれており、通夜や告別式などのセレモニーは一切行わず、親しい者のみで火葬場で最期のお別れをするものです。僧侶などを呼ばないのでお布施等にかかる費用を押さえることが出来ます但し直葬といっても遺影やお花、火葬代等の費用はかかるので、10万円~30万円程度はかかりますが、シンプルに親しい者だけで故人を見送りたいという方には最適なプランです。 直葬のメリットはなんといっても費用が安く抑えられる点にありますが、各儀式における喪主や家族の身体的・肉体的な負担の軽減にも一役かっています。更に時間のかかる儀式が無いということは会葬者の方の負担も減らすこと出来ます。もちろん、直葬を選ぶかどうかは故人の意思にも関わることですので、安易には決められませんが、1つの選択肢として頭の隅に置いておくとよいでしょう。


★シンプルな葬儀のまとめ

 ここまで紹介したように、現在では時代を踏まえた様々な葬儀の形が提案されています。親しい方の死後はパニック状態になり、葬儀のことなどなかなか考えられない場合もありますので、日頃から家族で話し合いをしておくと良いでしょう。 また費用を抑えたセレモニは決して悪いものではありません。故人が直接縁が無かったような人が幾人も集まる盛大なセレモニーよりは、家族や友人など生前親しくしていた方のみを呼んで葬儀を行いたいと考える方は少なくありません。 親しい方の死の直後、気が動転していると使わなくていいお金まで払ってしまうことになりかねません。故人との最期のお別れの儀式ですので、これが終わるまでは何とか気を引き締めて、故人の希望や会葬者の人数、予算に合わせたセレモニーを行いましょう。それが遺された者に出来る故人への最後の贈り物です。
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