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病院の紹介する葬儀社に依頼するデメリット

病院で亡くなった場合には、葬儀社がまだ決まっておらず、病院の紹介で遺体を運搬したり、葬儀を依頼する業者を決める方も少なくありません。紹介の場合には、葬儀費用が割高になるというデメリットがあります。


病院の紹介する葬儀社に依頼するデメリット
病院で紹介される葬儀社
葬儀業者は近くにある方が良い理由
葬儀の一括見積もりサイト
葬儀の費用を把握する重要性


★病院で紹介される葬儀社

 病院で亡くなった場合、葬儀社がまだ決まっていない場合には、その病院と取引のある葬儀社を紹介されるということはよくあります。病院の紹介の場合には、自分で選んだ葬儀業者と比較すると、葬儀費用が高くなるというデメリットがあります。病院の紹介の場合には、その葬儀社は紹介料としてバックマージンを病院に支払っているために、通常の葬儀費用よりも割高になるというわけです。つまり、バックマージン分が葬儀代に上乗せされているということです。 病院で亡くなった場合には、亡くなった方のご遺体を病院以外のどこかに別の場所に運ぶことについては、取り急ぎ行なわなければいけないのですが、葬儀を依頼する業者を決めたり、葬儀自体焦る必要はないというのが実際のところです。葬儀費用が割高になるというリスクを回避するためにも、冷静に葬儀社を見極めるようにしましょう。病院の紹介する葬儀社の場合には、葬儀の準備を急かしてくる傾向があります。


★葬儀業者は近くにある方が良い理由

 最近は自宅で亡くなる方よりも、病院で亡くなる方の方が多いのが現状です。葬儀を依頼する業者を選ぶ際には、病院や告別式を予定する式場から遠い場所に所在する葬儀業者は、できるだけ選ばないようにするということがポイントとなります。 病院で亡くなった場合には、葬儀業者の人に遺体を運搬してもらうようになります。その際に病院までの距離が遠いと、車両費が高くなるというデメリットがあるからです。普通にタクシーで移動するのとは異なり、遺体の運搬には特別な搬送処置が必要となります。遠い場所にある葬儀業者に運搬を依頼した場合には、十万円単位となる場合もあるということを認識しておきましょう。 また、病院で亡くなった場合、病院に遺体を置かせてもらえる時間は2時間程度が目安となっています。病院からの搬送時間に間に合わないという点も、遠くの葬儀業者に依頼するデメリットとして挙げられます。


★葬儀の一括見積もりサイト

 葬儀業者側から見れば、遠いという理由で葬儀の依頼を断るということはまずありません。契約自体は可能ですし、葬儀に関してもプロですので適切に執り行ってもらうことができます。ただし、病院に搬送時間で迷惑をかけたり、高額な費用がかかるというリスクを回避するためには、やはり常識の範囲内の距離にある業者に依頼するようにしましょう。葬儀業者を選ぶ際には、病院から半径30kmの範囲内にあるということが、距離的な面での目安となります。 自動車や保険の一括見積もりと同様に、インターネットを利用した複数の葬儀業者の一括無見積もりサイトが存在しています。入力は1分ほどで完了し、最大10社まで一括で見積りと資料を請求することができます。このサイトを利用して複数社を比較検討することによって、一番安い葬儀業者を選ぶこともできますし、故人にふさわしい葬儀の内容にすることも可能となります。


★葬儀の費用を把握する重要性

 病院で亡くなった場合、病院の安置室に居れる時間は、前述しましたように2時間程度が目安となります。病院側には、遺体の搬送の車の用意について聞かれます。事前に相談が済んでいて、特定の葬儀業者と話が進んでいる場合には何ら問題はありません。その業者に連絡をすれば霊柩車を手配してもらうことができ、病院以外の安置室に運搬してもらうことができます。しかし、事前に準備ができていない場合には、病院から紹介される流れとなってしまいます。 葬儀まつわる予算をまったく把握していないという人も、実際には少なくありません。人生にそう何度も葬儀を執り行うということもありませんし、臨終から葬儀までを病院や葬儀業者に言われるがままに、流れで葬儀をしませてしまうということもよくあるパターンです。後になって葬儀費用が出さないといったリスクを回避するためには、葬儀の予算正確に把握するということが非常に重要なポイントとなります。
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