全国の葬儀・葬式・家族葬の費用を調べたい.com

家族葬に参列!香典の相場はどの位?

 家族葬に参列するとなれば頭を悩ませるのが、香典ではないでしょうか。金額は故人との関係性や立場による違いもあります。高額ならば良いと考えがちですが、あまりに金額が多いと香典返しで悩ませることになりかねないので、気をつけなくてはなりません。
 まずは香典を受け取ってもらうことができるのか、辞退しているのかを確認した上で、渡す場合には相場をしっかりと理解し金額を決めるようにしておくことがマナーとなっています。


もくじ
  1. 故人の祖父母の場合の香典の相場は?
  2. 故人の孫や孫夫婦の香典はどの位?
  3. 故人の兄弟、親子の場合の香典はどの位?
  4. 友人だけど呼ばれてしまった場合の香典の相場は?



故人の祖父母の場合の香典の相場は?

 年齢の順番でいくと孫が先に亡くなることは考えにくいことであり、いざ病や事故など急なことも含め、孫が先に亡くなってしまった時には香典はいくら包むのか、祖父や祖母は悩むのではないでしょうか。
 一世帯から一つの香典がマナーとなっているので、祖父母からとして渡すようにしましょう。10万円包むケースが多いですが、祖父も祖母も健在という場合に二人で10万円となれば、一人5万円なので少ないと感じる人も多いです。孫が亡くなった時の家族葬に、祖父と祖母が生きている時には二人からとして30万円包むケースも珍しくはありません。
 無理のない範囲内で包むべきですが、比較的高額を包む人が多い傾向にあり、孫へとなれば受け取りやすいという人も多いです。
  • 祖父母いずれからの場合は5万円~10万円
  • 祖父母健在の場合は10万円~30万円



故人の孫や孫夫婦の香典はどの位?

 祖父母が亡くなった場合は、20代なら2万円から3万円で30代以上なら2万円から5万円程度包むことが相場となっています。40代以上なら3万円から5万円包むことが相場となっています。一世帯から一つがマナーとなっているので、孫一人ではなく孫夫婦として参列する場合には、孫夫婦からの香典に関しても一つにまとめることがマナーです。
 当然のことですが、孫夫婦で参列する場合には、孫一人で参列するよりも包む金額は多くなります。その場合でも、4は縁起が悪い金額とされるので4枚にはならないように注視しておかなくてはなりません。幼い孫や学生の場合には、孫からとして香典を包む必要はないので、年齢も考えた上で包む金額や畳むべきかを判断することが大切です。
  • 20代の孫の場合は2万円~3万円
  • 30代以上の孫の場合は2万円~5万円
  • 40代以上の孫の場合は3万円~5万円
  • 孫夫婦の場合は5万円


故人の兄弟、親子の場合の香典はどの位?

 兄弟姉妹が亡くなった場合、20代なら3万円から5万円程度で、30代以上なら5万円が相場となっています。自分の両親が亡くなった場合には5万円から10万円が一般的な相場ですが、人それぞれ年齢だけではなく社会的立場や経済状況にも違いがあるのは確かであり、自分の状況に合わせた金額を包むことが大切です。
 家族葬でもある程度はまとまった費用が必要になるので、喪主を助けるという意味も込めて、喪主以外の兄弟や親子は親戚よりも少し多めに包むことが一般的です。親族間でしっかりコミュニケーションが取れている場合は、あらかじめ香典や香典返しの有無について決めているケースも近年では増えているので、親族での取り決めがあれば従うようにしましょう。
  • 兄弟姉妹の場合20代であれば3万円~5万円
  • 兄弟姉妹の場合30代以上であれば5万円
  • 両親の場合は5~10万円


友人だけど呼ばれてしまった場合の香典の相場は?

 友人という立場でも家族葬に呼ばれるということは、故人とよほど親しかったということであり、呼ばれたからにはできる限り参列するべきです。その際に持参するべき金額は、一般的な葬儀に参列する時の相場と同様に五千円から一万円程度で問題はありません。
 親しいとなれば高額を包みたくなりがちですが、あくまで友人という立場であることは忘れてはいけません。親族よりも高額を友人が包んでしまうと、親族の立場がなくなってしまうことにもつながるので気をつけましょう。
 一般的な葬儀と包む金額には変わりはないということは頭においておくべきですが、家族葬の場合にはそもそも香典を受け取らないというケースも多く、その場合には無理に渡すべきではありません。
  • 友人の場合は5千円~1万円
葬儀で困ったら電話でご相談ください