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葬儀で追加でかかりやすい注意すべき費用項目

当然ですが人の死と言うのは突然で、いつどんなタイミングなのかは誰にもわかりません。いざ葬儀を出さなければならない、となった時には冷静になれませんし、やることも多いので何が適切でどうしたら良いのか、ということを判断するのは難しいですよね。
 縁起でもない、と家族で死んだ時の事を話し合うのは良くないことだ、と考えるかもしれませんが、いざとなった時に困るのは残された方です。知っておかないと見積もりよりもはるかに上回る金額になってしまった、と言うことも考えられます。予めどれ位の費用でどんなものが必要なのかということを学んでおくと安心ですよ。


もくじ
  1. 火葬料金が含まれているかどうか
  2. 僧侶費用、宗派やお経を読んでもらう回数、副導師の人数は要チェック
  3. 通夜振舞いなどの食費は含まれているか?
  4. お花などの装飾品の費用は含まれているか?



火葬料金が含まれているかどうか

 葬儀にかかる費用の内訳は大きく分けて3つで葬儀費、実費、その他になります。なので依頼をした場合、見積もりの内訳はきちんと把握しておく必要があります。葬儀社に支払うのは葬儀費のみで、それ以外は見積もり含まれておらず別会計です。知らないと意外と安いんだ、と思って後で高額に請求されることもあります。
 まずは火葬料金が含まれているかどうかを確認しましょう。火葬料金は実費に含まれるので葬儀費に入っていないので、個別に支払う必要があり、斎場の使用料等も別にかかってきます。会社によっては予め見積もりに含んでいて葬儀社が立て替えてくれてまとめて払うだけ、というところもあるのでそちらの方が全体の費用を把握しやすいので安心です。


僧侶費用、宗派やお経を読んでもらう回数、副導師の人数は要チェック

 他にも僧侶の方へと支払う費用もチェックが必要です。見積もりに含まれていれば問題ありませんが、通常は含まれていないことが多いので、お布施やお車代等を別に包む必要があります。全国平均で48万6千円なので馬鹿に出来ない金額になります。
 更に宗派やお経を読んでもらう回数によっても変わります。当然ですがお経を読んでもらう回数が多ければ多いほど費用はかかります。大体6回読んでもらったら30万円くらいだと思っておけば良いでしょう。
 副導師、若しくは脇導師と呼ばれる方の人数も把握しておく必要があります。この副導師は僧侶の補佐的役割で、僧侶の方にお渡しするお布施代の3分の1を目安に包まなければいけません。つまり人数が多ければ多いほど費用が掛かるということです。


通夜振舞いなどの食費は含まれているか?

 更に通夜振舞いや精進落としの食費は含まれているかもチェックです。通夜振舞いや精進落としは実費に含まれているので、見積もりには入っていないことが考えられます。最近では通夜振舞いをせずに精進落としだけ、というケースもありますが、それでも馬鹿に出来ない金額になります。大体一人当たり3千円から5千円が目安です。人数が多い場合には予算を抑えられるか相談してみると良いでしょう。
 他にも斎場での待機時間の飲食費もかかってきます。それも別途かかる、となれば実際の見積もりよりも遥かに上回る金額です。それだけではなく返礼品にかかる費用も実費に含まれているので忘れてはいけません。返礼品は1千円から5千円程が目安になるので、予算に見合ったものを選びましょう。


お花などの装飾品の費用は含まれているか?

 通常はお花等の装飾品は含まれていますが、場合によっては含まれていないことがあります。お花は目安が7千円で、そのほかの装飾品はそれぞれ異なります。自分で用意することも可能ですが、安っぽくなってしまったりするので、もしも見積もりに入っていない場合にはオプションで付けることをおすすめしております。
 いかがでしたでしょうか。葬儀に際して火葬料金やお布施、僧侶の人数、精進落としとチェックすることが沢山あります。もしも内訳に入っていない場合にはオプションで付ける方法もあります。中にはシンプルなプランにオプションで必要なものだけ付けて安く済ませる、と言うことも可能です。中にはそれで自分のところは安い、と売り込んでくる場合もあります。何が必要で不必要かをきちんと押さえておきましょう。
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