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忌明け香典返しの挨拶状のマナーや例文

先日祖母の家族葬が済んだので、ご挨拶もかねて始めて香典返しの返礼品挨拶状を作成してみました。
 最初は慣れない事だったのですが、知人のアドバイスやネットの情報などをチェックして、満足できる内容の物が作成できました。


もくじ
  1. 挨拶状を送るタイミング
  2. 香典返しの返礼品挨拶状の作成ポイント
  3. 返礼品挨拶状の例文
  4. 文例やテンプレートを参考に


挨拶状を送るタイミング

 祖母の家族葬が終りました。故人に関する弔事が終了したら、その報告や会葬などでお世話になった事へのお礼もかねて、礼状や挨拶状を作成し、香典返しと一緒に送るのが一般的との事だったので色々と調べてみました。
 こちらは、忌が明けた後に香典返しに添えて送るのが一般的と言われたので、わたしもそれにならってお送りしました。また、忌が明けるタイミングというのがそれぞれ違っているみたいで、 仏式では故人が亡くなられてから49日後の四十九日法要、神式では五十日祭、キリスト教式では昇天記念日で忌明けとなるそうなので、わたしは四十九日法要の後で送りました。
 正直、こんなことは全然知らなかったので教えて貰えて助かりました。忌明けのあとに香典返しを送るケースもありますが、 お通夜や葬儀の当日にお返し物をお渡しする当日返しという方法もあるらしく、何にも知らなかった自分が恥ずかしくなりました。


香典返しの返礼品挨拶状の作成ポイント

 香典返しの返礼品挨拶状の事なんて何も知らなかったので調べてみました。こちらの必要になる内容は、 香典のお礼の言葉、戒名、無事四十九日法要が済んだことの報告、故人との生前のおつきあいへのお礼、香典返しの品を送ることの報告、略儀で済ませることへのお詫びでした。
 地方によって色々と細部が変わってくるみたいなのですが、大体こちらの内容でしたので、今回はこれらを参考に作成しました。
 特に香典のお礼の言葉はしっかりと入れるようにとの事だったのでしっかりと入れておきました。また、製作するにあたっての注意としては、「拝啓、敬具」、「謹啓、謹白」といった頭語と結語をしっかりと使う事、季節の挨拶は絶対に入れない事。 逝去という言葉は、故人に対する敬語となるので身内には絶対に使わない事、それと、家族の会社関係などにお送りすることもありますので、内輪のネタではなく、一般的な内容を中心にする事がポイントだということですので、それらを参考に作成して行きました。


返礼品挨拶状の例文

 例文になるかわかりませんが、わたしが先日作成した文面をご紹介します。


謹啓

先般 母 敏子の葬儀に際しましてはご多用の中にもかかわらずご会葬を賜り
かつご丁重なお心遣いを賜りましたこと厚く御礼申し上げます
お陰をもちまして十二月九日に四十九日法要を相営む事ができました
つきましては供養のしるしまでに心ばかりの品ではございますがお送りさせて頂きましたので何卒ご受納くださいますようお願い申し上げます
本来であれば拝眉の上御礼申し上げるべきとは存じますが
失礼ながら書中を持ってご挨拶申し上げます
敬白

平成二十八年十二月十日

喪主
田中好子
親族一同

 色々と参考にしながら作成した割には、キレイにまとめられたと思っております。この部分が不要だとか、もっと違った表現は無いななど、何度もやり直して作成した文章ですので、自分でも気に入っております。家族葬という事もあり、お送りする人数が少なかったのもリラックスしながら作成出来たポイントかも知れません。


文例やテンプレートを参考に

 きちんとした返礼品挨拶状でないと故人にも相手にも恥をかかせてしまいます。
 しかしながら、義務教育では教わっておりませんので、初めてですとわからない事も多いと思います。そんな時にはスマートフォンなどで文例やテンプレートなどを探して参考にするのもおすすめです。
 色々なホームページには、沢山の文例やテンプレートが紹介されておりますので、初めて作成するという方でも安心して満足の行くできにする事ができます。特に礼状は、気付かない所で失礼にあたる部分なども出てきますので、最初はそれらを参考にするのもおすすめです。また、手書きが苦手な方などは、印刷でも大丈夫になっております。わたしは不要だと思ったので印刷でしてしまったので手書きでは作成しなかったのですが、今思えば手書きにしておけば良かったと少し後悔しています。
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