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一周忌は家族や親族だけで行いたい

 祖父の葬儀では、祖父の遺言通り家族葬を行いました。
 家族葬は初めてだったので、全然勝手がわからずに苦労しましたが、終わってみればとても良い式にする事ができました。
 一周忌なども家族だけで行う事ができたので満足感もあります。


もくじ
  1. 家族だけ行う家族葬
  2. お経なしで行いたい
  3. 家族のみで行う葬儀の服装
  4. 一周忌を家族だけで行いたい


家族だけ行う家族葬

 祖父の遺言で、お葬式はなるべく質素に、出来れば自分の家族だけで行って欲しいという要望があったので今回の葬儀は家族のみで行う事にしました。
 家族葬は、その名の通り家族だけで行う葬儀の事です。
 葬儀のあり方も多様化しており、定番の葬儀よりも、もっと故人の遺志を尊重したいと思っている方も多く、そういった方の選択肢としても家族葬は重要になります。
 色々な家族葬がありますが、 基本的な定義としては、身内や親族などごく内輪だけで行う葬儀 の事です。

 以前は密葬などと呼ばれていました。親族をどこまで呼べばよいのかは、特に決まりはありません。
 親族をどこまで呼ぶのかは喪主の方が決める事になります。
 故人の配偶者や実子のみという非常に小規模で行う葬儀もあり、家族だけでささやかな式にしたいという方もいらっしゃいます。
 もちろん、大きな意味では、会社関係の方や友人を呼ばなければ家族葬と言えますので、故人の配偶者、実子、実子の配偶者や孫、故人の兄弟姉妹、故人の甥姪や故人のいとこ、これらの配偶者やその配偶者の実家までも入れる事ができますので、非常に規模が大きくなる可能性もあります。
 わたし達の場合には、本当に最少人数でこじんまりと行いました。



お経なしで行いたい

 祖父は非常にさばさばした性格ですので、なるべく簡素に葬儀を行いたいという要望がありました。
 本音をいうと、死んだあとまで家族に迷惑をかけたくないと思っていた故の発言だと思うのですが、最後まで頼られないというのは寂しい事だと思います。
 また、祖父は香典やお花は一切受け取らないようにと強く行っておりましたので、香典やお花はうけとりませんでした。
 お経なし、香典なし、お花なしという非常にシンプルな物でしたが、その分、祖父との別れにしっかりと時間と気持ちを割く事ができました。
  お経無しであれば、お坊さんに包む料金が無くなり、更に、もし戒名なども不要であれば、かなり安価な予算で家族葬を営むことができます。



家族のみで行う葬儀の服装

 祖父の遺言で、故人の配偶者や実子のみだけで行いましたので、非常にシンプルで良い式をあげる事ができました。
 ただ、頭を悩ませたのは、やはり服装の事でした。家族で決めたのは喪主と配偶者は正喪服、それ以外は準喪服にしました。
 服装はなんでもよいという祖父の遺言はありましたが、やはり服装によって気持ちも変りますのでビシッとした格好で式に臨みました。
 アクセサリーはなるべく身に着けないようにしながら、「涙の象徴」として、お悔やみの場にふさわしいアクセサリーとされている真珠は用意しました。
 わたしは一連と二連のネックレスを持っていたのですが、二連のネックレスは、不幸が重なるという意味合いがあるらしく選びませんでした。
 また、葬儀には欠かせない挨拶状は今回は作りませんでした。
 最初は挨拶状なども考えていたのですが、身内だけの葬儀ですので無しにしました。服装など色々と決める事が多く、バランスを取るのが大変でした。



一周忌を家族だけで行いたい

 法事は家族のみで済ませたい。出来れば一周忌までもというのが家族の意向でもあり、祖父の意思でもありましたので、なるべく要望に応えるべく色々と選んでいきました。最近は法事はごく近親だけで済ませるのが一般的なので、戒名を授けていただいた方に読経をお願いしました。
 法事は家族のみだからと言って、装いであったりマナーなどは、恥ずかしく無いようにしっかりと行ったつもりです。基本的には、一周忌の報告は行わないのが通例で、聞かれたら答える程度でも良いらしいのですが、それでは少し味気ないので、今回は兄弟の連盟でお葉書しました。姉が書道をしておりましたので、清書を依頼し、文面はわたしが色々な文例を参考に作成しました。お送りした方からお電話いただけたという事も多く、一周忌の報告をしてよかったと思いました。
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