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家族葬の案内状が届いた!平服とは私服の事?

【家族葬】と【直葬】の違いはわかりますか。2つの違いはお通夜や告別式などを行うか、行わないかの違いがあります。本日取り上げる家族葬については、これらを行わない葬儀形式になります。さて、ある日【家族葬】の案内状が届きました。すぐ参列できる準備はできていますか。喪服がないとか、どんな服装をしたらよいのかと悩む方も多いでしょう。

喪服にはさまざまな種類があり、家族葬をする場合、親族なら準喪服が一般的です。そして平服指定があれ、私服や普段着ではなく略喪服が好ましいです。余談ですが喪服には夏専用と謳っている商品もありますが、実際に夏に行われる葬式の葬儀会場は冷房が効きすぎていることもあり、夏専用の喪服の場合は温度の調整ができないため、非常に寒く、凍えるような思いをすることもあります。そのため、オールシーズン着用可能なアンサンブルを1つ持っておけば、夏場でも寒さを凌ぐのに着用することができるでしょう。

家族葬の案内が届いたが、「平服でお越しください。」の「平服って普段着の事!?」そんな家族葬の案内状に記載されている平服について解説します。



もくじ
  1. 親族なら準喪服が一般的
  2. 平服指定があれば略喪服でも良い
  3. 髪型や靴、アクセサリーは?
  4. 子供は学生服、小学生以下なら黒を基調とした衣類で問題なし


親族なら準喪服が一般的

お通夜や告別式を行わない家族葬で、いざ着ていく喪服がないと慌てることがあります。家族葬は親しい人どうしで執り行いますが私服は厳禁です。葬儀であることには変わりありません。

したがって家族葬であっても私服ではなく喪服を着用になり、親族なら準喪服が一般的です。では「準喪服とはどんなものか?」具体例をあげると、男性であればダブルまたはシングルのブラックスーツで、スリーピースのベストでも黒となります。

ワイシャツに関しては、レギュラーカラーの白無地が基本で、襟をボタンで留めるボタンダウンのシャツは避けるのが無難です。ネクタイは黒の無地や織り柄を着用して、タイピンはつけるのはNGです。

女性の場合は黒のワンピースやスーツ、またはアンサンブルだったりパンツスーツなどです。スーツの場合はインナーも黒にします。服装の素材選びでは、黒無地やシンプルな織り柄にして、光沢が抑えられて、透けすぎていないものを選びましょう。スカートはミディアム丈が無難です。袖丈は夏であれば半袖でも問題ありません。喪服がないと慌てないためにも準備しておくと安心です。



平服指定があれば略喪服でも良い

家族葬や直葬における【平服】は私服などの普段着ではなく【略喪服】のことです。したがって、家族葬や直葬の案内状に「平服でお越しください」と書かれていた場合は、私服ではなく略喪服を着用して参列しましょう。

では「略喪服とは具体的にどんな服装か?」男性の場合はダークスーツを着用します。色目はダークグレーや濃紺などの地味な色で、かつ、無地または無地に近しい柄が殆どないスーツであるのが望ましいでしょう。

女性の場合はワンピースやスーツ、アンサンブルなどを着用するのが望ましく、黒やグレーまたは紺などの地味な色で、無地でなくとも目立たない柄であれば問題ないです。素材は透けすぎないものにして、肌の露出は極力避けるようにします。大事なことは「故人の死を悼む」にふさわしい服装です。



髪型や靴、アクセサリーは?

お通夜や告別式を行わない家族葬での髪型や靴、アクセサリーについてです。男性の靴は足元は黒の靴、黒の靴下で統一します。

女性も足元の靴は飾りの少ない黒いパンプス、黒のストッキングや靴下が望ましいとされています。ストッキングは肌が透ける程度の黒色のものを着用します。バックも黒を選びましょう。

装飾のついていないシンプルなパンプスが喪服には合います。ヒールは高さ3センチから5センチ程度の安定感のあるものが良いでしょう。バッグは金具などの装飾品のついていないハンドバッグが理想的です。

アクセサリーは真珠やオニキスのネックレスと結婚指輪以外はつけません。和装の場合にはネックレスも不要です。メイクや髪型については特に決まりはありませんが、華美にならないようにします。

メイクはナチュラルに仕上げ、髪の毛が長い場合には邪魔にならないように後ろで束ねておくと良いでしょう。そして、ゴムやピンは黒で統一します。



子供は学生服、小学生以下なら黒を基調とした衣類で問題なし

子供の場合、喪服を持っていないことが多いかと思いますが、普段着で良いわけではありません。もし子供が学生で制服があるのであれば制服は格式高い礼服とされていますので着用しましょう。

制服がない場合は大人に近しい、黒もしくはそれに近い色の地味な服が望ましいです。特に小学生以下の小さな子供の場合は更に制限はゆるく黒を基調としているような地味な色であれば、デザインが派手すぎなければどのような形でも構わないとされています。

靴はローファーや、白もしくは暗めの色のスニーカーなどでも構いません。ただし、歩くときに音が出てしまうような靴は避けたほうがいいでしょう。靴下は黒色がベストですが、こちらも白やグレー、紺などの地味な色を選びましょう。

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