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病床にあった祖母を亡くしました。今回、鎌倉自宅葬儀社様にお願いしました。祖母は病床にあったときから、早く家に帰りたいと申していましたので、最期の祖母の願いを叶えるためにも今まで住んでいた家で式を行なうことになりました。
　プラン内容を提示していただき、スタンダードプランを選びました。家で執り行うと、思い出の場所でできるだけでなく、さまざまな費用を抑え料金的にも安くできるというメリットがあります。




　わたしは最近、病床にあった祖母を亡くしました。まだ治る見込みがあると信じていましたので、急なことにわたしを含め家族全員でたいへん動揺しショックを受けました。
　祖母がなくなったあと、わたしたち家族は葬式のための準備を始めました。そこでまず不安だったのは葬式にかかる費用についてです。葬式のかたちは様々ありますが、限られた予算で祖母に対して気持ちの伝わる葬式にしたいと考えていました。
　予算を抑えるためには直葬など簡単に済ませることも可能ということを聞きました。しかし、わたしたち家族は限られた料金の中ではありますが、祖母の思いを考え、自宅葬を執り行いたいと思うようになりました。


　自宅葬とはなくなった方が長く暮らしてきた家で行う葬式のことです。経てば入院中になくなって、家に帰りたくても様々な事情で帰れなかった方が家で葬式を行なうというものです。
　わたしの家族の場合、父方の祖母が亡くなった際に家で葬儀をおこなうことを選びました。祖母は夫を病気で早くになくしてからというもの、一人で残された家を守り、一人息子であるわたしの父を女手一つで育ててきました。晩年は病気のため、家に帰ることを許されなかったのですが、それでも本人はしばしば家に帰りたいと言っていたのを覚えています。
　家族のひとりとして、生きている間に家に帰してあげることができなかった申し訳なく思うと同時に、葬式は小さくてもいいから、祖母が大好きだった家で行いたいというのが家族の一致した意見でした。


　今回、まず基本的なプラン内容と料金を提示していただき、詳しい内容を相談させていただきました。こちらの葬儀社様では主に２種類のプランがあり、ひとつはご遺体を家に安置し火葬のみを行なうシンプルプラン、家族や親族で式を行いたい方のためのスタンダードプランがあるとのことでした。
　予算が限られた中で相談させていただいたのでどのようになるか不安でしたが、スタンダードプランを希望しました。今回は会場を別に予約する必要がないので式場費・装飾費・ご遺体安置料、輸送費も不要だとのことでした。そのため、限られた予算の中でも、希望をくんだ式をつくることができると説明していただき大変安心できました。
　葬式の規模としては大きくないですが、祖母の大好きな家で家族と親しい親族で心のこもった式を行なうために、担当の方には限られた時間の中でも、しっかりとこちらの話を聞いていただき、一緒に式を作っていったという感じでした。


　式に至るまでにはどちらのプランを選択するのかや、誰を呼ぶのかどのような段取りで式を執り行うのかなどの準備や打ち合わせなどが大変だったのを覚えています。
　しかし、親族の手を借りながら、大事に作り上げたので、式のあとにはやってよかったという気持ちになりました。わたしが耳にするところによると、中には家で葬式を行なうことに対して、否定的な意見もありました。しかし、そのようなときも葬儀社の方には間を取り持っていただき、結果的にスムーズに式への準備を行うことができました。
　家族の思い出がたくさんある場所から送り出すことができるというのは最も注目すべきメリットです。こころのこもった式ができたということを実感し、終わったあとは鎌倉自宅葬儀社様にお願いして正解だったという気持ちになれました。