母の葬儀を家族葬にして、親しい近親者のみで行えたことはとても良かったです。
ただ、一般の葬儀と違って、会葬礼状や返礼品などをどうするのか?
という部分が決まっていませんので、悩みましたが、予算などに余裕がある場合には私は一般の葬儀と同様に準備した方が良いと思いました。
それはやはり故人の代わりにきていただいた方へお礼をする立場として、最大限のお礼をする必要があると思ったからです。
会葬礼状は必要?
先日、母親が亡くなり、母親の意向もあり葬儀は近親者のみで行ってほしいとのことでしたので、家族葬という形で葬儀を行うことにしました。
近親者のみの葬儀は一般の葬儀と異なる点もあり、様々な点でとまどう場面がありました。
その中でとまどったことは
会葬礼状でした。一般の葬儀では外部の方の弔問も多いので送ることは一般的ですが、礼状は近親者のみなので手間も省きたかったですし、別に作成するほどのものではないと思っていました。
ただし、
葬儀を行うプランには、そういったものも全て含まれていましたので、費用が変わるわけでもないようですし、形に残るものとしてあった方が良いのでは?という考えになり、結局人数分の礼状を作成しました。
もし、近親者のみで葬儀を行う方で、葬儀プランにこういったオプションが含まれているのであれば作成した方が形に残りますし、何より故人の方が喜ぶのではないのかな?と思いました。
会葬礼状のマナー
母親の葬儀を行った際に近親者のみでしたので、礼状を渡すか迷いましたが結局きていただいた方にはお渡ししました。
家族の葬儀自体が初めてだった私は今回喪主をつとめたのですが、その書き方やマナーが全く分からず、葬儀場のスタッフや自分自身でも調べてなんとか作成することができました。
そもそも礼状は近親者だけではなく会社の方などきていただいた方にお礼をする代わりに
礼状とお清めの塩を入れた小袋をセットに渡すものなのですが、書き方は一般的には決まった形式があるそうです。
私は決まった形式の礼状を作成しました。
最初に故人の名前とお礼の言葉を記載し、その後に礼状はあくまでも略儀であることを伝え、最後に喪主の名前や住所を記載するといった書き方です。
会社の方など外部の方にきていただいた場合でも同じです。ただ、今はこういった一般的なスタイル以外にもオリジナルの書き方で作成する方も多いそうです。また、弔電などをいただく場合もあるかと思いますが、弔電でもこのような礼状を返すのが一般的で、その場合宛先なども必要となってきますので、宛先を聞くのを忘れずにしたほうが良いそうです。
返礼品
礼状と同様に迷ったのが返礼品を送るかどうかという点です。一般の葬儀では来ていただいた方には後日返礼品を送ると思いますが、近親者のみの家族葬でしたので、礼状同様に当初は送らなくても良いのでは?と思っていましたが、近親者といってもこういった場でしかお会いできない方もいますし、母も喜んでくれるだろうと思い、スタッフの方と色々相談しました。
返礼品の品物は基本的に決まった品物はなく、
故人が好きだった物や故人が愛用していた物などがあればそういった物を送った方が良いでしょうとスタッフの方から言われましたので、私は母が生前から好きだったコーヒーのセットをみなさんに送ることにしました。これが正解かどうかは分かりませんが、やはり母が好きだった物を送る方が良いと思いましたので、私はこちらにしました。
後返し
返礼品と似ている物として、
後返しというものがありますが、こちらは
49日を目安に葬儀に来ていただき香典をいただいた方にお返しするものです。
挨拶状を添えて、香典返しを葬儀当日に行う即返しというものも増えてきているそうですが、一般的にはこの後返しというものが通例となっているそうで、家族葬だった私はこちらも迷いましたが、後返しを行うことにしました。
後返しも色々あり、
タオルやお茶などあり迷いましたが、来ていただいた方でそれぞれ年齢なども違いますので、やはり色々な物を自分で選べるタイプが良いと思い、カタログを送ることにしました。こちらで指定してお返ししても良かったのですが、
カタログは今増えてきていて、自分で選べますので、結果このカタログで良かったのだと思います。