葬儀の際に流す曲の選定に困った
家族葬の際に流す曲は、一般的な葬儀よりもかなり自由度が高く、クラシックだけでなく邦楽などから故人にゆかりのある曲を選ぶ事ができました。あまりに選択肢が多かったので、色々なホームページのランキングなどを参考にしました。
家族葬の際に流す曲
家族葬の際に流す曲は、もし
故人が前以て気に入っている物があればそちらを使用するのがベスト
です。
しかしながら、急な事故などでこの世を去ってしまった方の場合には、喪主の方が葬儀屋さんと話して決める必要があります。
初めて喪主をやる方などはクラシックにしようか、邦楽にしようか家族葬のBGMに頭を悩ませてしまうかも知れません。
実際にわたしも昨年初めて喪主を務めさせて頂いた時に、やはり同じようにBGMで頭を悩まされました。家族葬という事もあり、葬儀屋さんからは定番のクラシックなどをすすめられたり、家族からは邦楽でおすすめの物を聞いたりと色々な案が出て中々決まりませんでした。
もちろん定番の物にも泣ける邦楽にもそれぞれの良さがあり、どちらも最高の家族葬になりそうだとは思いましたが、どちらも決めてにかけていたために、どのようなBGMが家族葬に合うのかを調べてみました。
おすすめの家族葬BGMランキング
わたしは、スマートフォンから家族葬の曲ランキングサイトを色々とチェックしました。色々なホームページのランキングを参考にしましたが、やはり著作権の切れた定番のクラシックが上位を占めていました。
やはり最近は著作権問題が多いので、使いやすい物が選ばれておりました。色々なホームページをチェックしても
1位が多かったのが、ショパンの別れの曲
です。
良くドラマなどにも使われていますので知らない方はいないと思います。悲しげな泣けるメロディが家族葬にとてもよく似合います。
2位は、同じくショパンのピアノソナタ第2番変ロ長調葬送
です。タイトルからもわかるように元々葬送をテーマに作られている曲ですので、家族葬に合わないはずはありません。
3位は、天才モーツアルトのレクイエム
です。レクイエムとは、日本語で鎮魂歌という意味ですので、お亡くなりになった方の魂を沈め、心穏やかに旅立ってもらうのに最適です。
4位は、シューベルトのアベマリア
です。美しい旋律が耳に心地よいアベマリアは老若男女問わず使用する事ができます。
5位は秋川雅史さんが歌って大ヒットした千の風
になってです。故人の思いが歌詞になっていますので、非常に家族葬にぴったりと合います。とにかく泣けると人気を集めています。
生演奏はオプションの場合がある
一般的な通常の葬儀であれば、葬儀中のBGMは、専属のピアニストが生演奏してくれるのが一般的で、料金に含まれていますが、簡素に行われる家族葬では、生演奏はオプションになっている場合があるので、事前に確認しておきましょう。相場としては、通夜、葬式で3万円~5万円程度が一般的です。
また、生演奏で、葬儀会社が事前に用意している楽曲からの選択であれば、それ以上費用が掛かることはありませんが、リストに無い楽曲を指定した場合、別途費用の相談がある場合がありますが、それほど高額ではなく、無料の場合もあるので、もし、生演奏を希望した場合、しかも、どうしても流してほしい楽曲があれば、気兼ねなく相談しましょう。
知人の葬儀で、スピーカーから流すだけのBGMの葬儀を経験したことがありますが、味気無さがありました。、スピーカーからBGMを流すだけであれば、無料ですが、生演奏にした方が、音が立体的で、葬儀場もしっかりと音響が整っている施設が多いので、思い出に残る葬儀をいうことであれば、是非、生演奏を選択してください。私の場合は、何度か喪主を務めましたが、全て生演奏にしています。
また、親族や知人にピアノが弾ける人がいれば、無料でピアノやオルガンを貸してくれる施設が多いので、縁者にピアノが弾ける人が居れば、故人をより忍ぶことのできる趣のある葬儀に彩りを添える事ができるでしょう。