家族葬の祭壇には、いくつも種類があります。葬儀費用によって、選べるタイプが決まってくるのが一般的です。
花を用いたタイプや、各宗派に合わせたタイプなどが広く使用されています。
生前に葬儀の事前予約をすると、葬儀全般に自分の好みを反映することが出来ます。
家族葬の祭壇の種類と費用の相場
1,費用によって家族葬の祭壇は変わります
2,お葬式の定番が花祭壇
3,宗派に適した祭壇も用意
4,自分で選んでおくことも出来ます
1,費用によって家族葬の祭壇は変わります
現在、全国的に普及しつつある家族葬は、費用如何によって大分サービスの内容が変わります。家族葬のメニューに含まれるサービスにも、やはり費用ごとに差があります。家族や親しい友人のみが参加するシンプルな家族葬を希望する場合は、想定される費用の相場も比較的低いと考えられます。
サービスに含まれるメニューが元々少ないため、費用も抑えられます。費用を大きく左右する物品として挙げられるのが、例えば祭壇です。
この物品のグレードは、一般的に葬儀の規模によって上下します。質素なタイプが用いられる家族葬は、大体において利用料金の相場もお手頃価格の範囲内です。
ただ、同レベルの葬儀メニューを利用した場合でも、どのような祭壇が用いられるかは、実のところ葬儀社次第です。
多くの葬儀社が提供するのが、白木や花を使用したタイプです。
2,お葬式の定番が花祭壇
生花をあしらったタイプは、概して少しグレードの高い家族葬で使用されます。
このようなタイプを使用する場合の
葬儀の相場は、おおよそ50万円前後です。
このくらいの金額を出すと、白菊やユリなどを用いたタイプが利用出来ます。生花で飾ったタイプは、上品な印象の葬儀を叶えてくれます。
花の種類やカラーバランスなどによって、それぞれ個性が出ます。
葬儀の場合は、白や紫の花が使用されるケースが多いです。花の種類やあしらい方は、各葬儀社の個性が出やすい所です。
最近では、女性の葬儀には、ソフトな色使いのフラワーアレンジなどが起用されるケースも出てきています。
料金が上がると、胡蝶蘭などのグレードの高い種類が多く使われます。
高額な葬儀では、通常花の量が増えますので流麗さを感じさせるダイナミックなデザインも可能になります。
3,宗派に適した祭壇も用意
葬儀の宗派も、タイプを決定する時の重要なポイントになります。
仏式の場合には、特に規定がないことから、色々なタイプが使用されています。
一方、神道の葬儀では、特徴的な神式専用のタイプが用いられることもあります。
近ごろは、デザイン性に富む斬新なタイプも登場しています。葬儀でも印象に残りやすい祭壇は、プランを選ぶ際にも大切になります。
葬儀会場のスペースなどを確認しながら、選ぶのが賢明な方法です。
他のサービスメニューとのバランスも考えながら、選びます。グレードごとの相場は、各葬儀社のホームページなどで知ることが出来ます。
こういったホームページで予備知識を仕入れておくと、いざ選ぶ時にもスムーズに事が進みます。
昨今の葬儀サービスの相場を知っておくことは、満足感の高い葬儀を執り行う上でも非常に大切になります。
4,自分で選んでおくことも出来ます
ここ数年は、
生前に自ら葬儀の準備を始める方の姿が見られます。
こういった状況を受けて、各葬儀社でも本人からの葬儀の事前予約を受け付け始めています。
事前予約の場合には、葬儀のプランも自由に選べます。
祭壇に関しても、自分の好みを完全に反映することが可能です。本人が予め大まかにプランを決めておくと、家族の負担が減ります。
自分好みの祭壇を利用したい場合には、事前予約という方法をとるとほぼ希望が叶います。
料金についても忌憚なく問い合わせることが出来ますので、経済的にも満足感が高くなります。
故人への気兼ねがあると、時に不本意な選択をしてしまうケースも見られます。
その点、本人が申し込むスタイルは、本心を通すことが出来ます。
コストパフォーマンスに優れる葬儀を叶えてくれるのも、葬儀社への事前予約のメリットです。