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家族葬で火葬のみというメニューはありますか?費用は?

 家族葬には、明確な定義や決まりはありません。
 参列者を身内や親しい間柄に限定し、一般葬と同様の手順で行う場合がほとんどですが、身内ばかりだからこそ、自由なやり方で故人をお見送りすることができます。
 信頼できる業者を選び、故人の遺志に寄り添った葬儀を行うために、しっかり要望を伝えるようにしましょう。


家族葬について:納得のいく葬儀を行うために
1,家族葬の内容とメリット
2,家族葬を行う場合の費用の相場とは
3,葬儀業者を選ぶ際の注意点
4,葬儀会場と日程の調整


1,家族葬の内容とメリット

 昨今では、葬儀の形式は、一般葬の他、一日葬、直葬(火葬式)など多様化しています。
 ある調査会社の調査によると、家族葬は、従来通りのやり方で行う一般葬よりも多くの割合で行われているようです。
 家族葬とは、故人と親しい間柄の人間だけで故人をお見送りするお葬式のことです。家族のみで行うケース、親族にも参列してもらうケース、故人と親しい友人まで知らせるケースと、どの範囲の方まで参列してもらうかは、家庭の事情によってさまざまです。
 どなたまで呼ぶかは、故人の遺志も尊重しながら、よく検討する必要があります。どの範囲まで参列していただくにせよ、儀礼的にやってくる会社関係者などの弔問客の対応に追われず、故人を良く知る人と、心落ち着いてお見送りすることができます。遺族の精神的、経済的な負担が軽くなるという利点もあげることができます。


2,家族葬を行う場合の費用の相場とは

 家族葬を取り扱う葬儀業者の数も増えてきています。家族葬パックなどの名称で、パックプランを設けているところもたくさんあります。
 しかし、相場以上に格安なパックの場合、必要最低限の内容しか含まれず、追加でどんどん請求されて、結果的に非常に高額な請求をされたということがありますので注意が必要です。
  一般的なパックプランの金額の相場としては40万円から50万円というところです。お花を増やしたい、祭壇を豪華にしたいといった遺族の希望に応じで費用は変動します。通夜ぶるまい、会葬返礼品は、パックに含まれていないか、少数だけの場合がほとんどです。
 実際の葬儀の際に、想定以上に参列者が来た場合、その人数によって金額が大きく変わってくる部分です。また、上記パックプランには火葬料金や会場使用料金が含まれず、別途請求されるケースが多くあります。


3,葬儀業者を選ぶ際の注意点

 納得のいく葬儀を行いたい場合は、葬儀業者の選定が大切です。突然葬儀を行うことになった場合など、呆然としているうちに業者の言いなりになってしまう場合があります。また、病院から遺体を搬送した業者がそのまま葬儀も担当する流れになることもあります。
 しかし、業者のことをよくわからないまま任せるのはよくありません。信頼できる業者を見分けるには、必ず見積もりを取り、内容の詳細な説明をしてもらうようにしましょう。一括で葬儀社の見積もりが取れるサイトなどを利用するのもいいでしょう。
 説明を受ける際は、 どこまでが費用に含まれているのか、追加費用はどういう時に何に対して発生するのか、よく確認しましょう。誠実な態度で、丁寧に説明してくれるところは、信頼できる業者である可能性が高いと言えます。また、家族葬を専門に行っている業者の方が、葬儀の手配や手順に慣れているため、安心です。


4,葬儀会場と日程の調整

 葬儀を行うことになった時、大切なのは葬儀会場をどこにするかです。
 かつては自宅で行うことが多かったものですが、最近では住宅事情から、葬儀社が運営する葬祭会場を使用するのが一般的です。
 設備が整っていることや、交通の便がいい、通夜式などで夜遅くまで出入りがあっても近所迷惑を気にしなくていいなどのメリットがあります。通夜、葬儀・告別式の日程を決める際は、普通、友引は避けます。
 「友を引く」として、友人があの世へ連れていかれるという連想をしてしまうためです。そのため、火葬場によっては友引を休日とするところもあります。また、火葬場の空き状況や、仏教の場合は寺院の都合に合わせて、日程の調整が必要になります。これらは業者にお願いすれば調整してもらえます。そのほか手続きや葬儀の手順についてもわからないことはスタッフに相談しましょう。
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