家族が病院で亡くなった後、病院と提携している葬儀社を勧められますが、希望する業者がある場合はそちらの業者に依頼することが可能です。予約や契約してある場合は、家族が亡くなったことをすぐに業者に伝えればその後の段取りは任せることができます。
病院で家族が亡くなった際の葬儀社選びについて
1,家族が病院で亡くなった際の葬儀の段取り
2,費用を節約したい場合について
3,日頃からのリサーチが有効なケースも
4,家族葬を安心して執り行うために
1,家族が病院で亡くなった際の葬儀の段取り
病院で家族が亡くなった場合、葬儀の手配をすることになりますが一般的には病院では人が亡くなると提携している葬儀社を手配してもらうことができます。
希望する業者が無い場合や心当たりがない場合は、病院に勧められた業者に依頼することになります。
病院から勧められた業者でも様々なプランから選ぶことができますし、勿論家族葬を選択することも可能です。
病院で亡くなった後、遺体を自宅に運ぶのも業者の仕事です。
病院が勧める業者以外の葬儀社に依頼したい場合はその旨を病院に伝え、家族が病院で亡くなった後にすぐに連絡をします。
急に亡くなるなどして決める時間が無いケースもありますが、あらかじめ亡くなることがわかっている場合は生前予約も可能です。
家族が亡くなった際は想像以上に時間がないため、あらかじめ契約しておける場合は契約しておくと万一の際安心です。
2,費用を節約したい場合について
業者の選び方ですが、例えばお寺の檀家になっている場合はお寺と提携している業者がある場合が多いので、多くの場合その業者に依頼することになります。
日ごろから付き合いのあるお寺でしたら滞りなく段取りしてもらうことができますし、何かと安心です。家族葬を行うことも可能ですので、予約時にその旨を伝えるようにしましょう。
お寺の檀家になっていない場合でも、事前に決めた業者がある場合は家族が亡くなった後、病院から自宅まで遺体を運んでもらうことができます。
その分の料金は後に精算することになりますが、業者に払う料金を少しでも節約したい場合は、家族の車で自宅まで運ぶことも可能です。
業者に車を出してもらうとその分料金がかかりますので、自家用車で遺体を帰宅させる場合はあらかじめ大きめの車や布団などを用意しておくのがポイントです。
3,日頃からのリサーチが有効なケースも
病院では提携している業者がありますが、自分の希望する業者に依頼したいと伝えることは何ら問題ありません。
提携している業者に依頼しなくてはならないということは全くありませんし、好きな業者を選ぶことができます。
多くの場合葬儀社はそれほどゆっくり選択する時間が無いパターンが目立ちますので、日頃から近所の身内や知人の葬儀に参列する際にある程度リサーチしておくのも一つの方法です。
業者選びは住んでいるエリアや宗教、職業などによってある程度法則があるケースがあります。
自分の家はどのような業者で執り行うべきかについては、親戚などと相談して決めたほうが良いケースもありますので注意が必要です。
人が亡くなると喪主や親族は、プラン選びや遺影の写真探しをはじめとした打ち合わせで非常に忙しくなりますので、手伝いを頼める場合は親戚への応援を頼むのが得策です。
4,家族葬を安心して執り行うために
家族葬は、名前の通り家族やごく親しい親族のみが参列する葬儀です。
メリットは温かみのある葬儀で気をつかうことなく家族を見送ることができる点が挙げられ、近年人気の方式です。
費用の面でもメリットが大きく、参列者が少ないため費用はその分安くなります。
家族が亡くなり、葬式になりそうな時に依頼する予定の葬儀社がある場合は、あらかじめ家族葬にかかるコストについて問い合わせておくとスムーズです。
葬式は何かと費用がかかりますし、基本料金の他にオプション料金がかかるプランもあります。
費用があまりかけられないという理由で家族葬を選ぶ場合は、特に料金面の確認は重要ですので、総額でいくらかかるのかの確認はしておくのが得策です。
支払う金額が大きいですので、いつまでに支払う必要があるのかについても確認しておくと安心です。