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　家族葬でお葬式を行った場合、その後の四十九日法要や一周忌法要などには、家族以外の親族や友人を呼ぶ必要があるのでしょうか、また、僧侶に来てもらいお経をあげた場合は、お布施はいくらくらい包むのが良いのでしょうか。お葬式が家族のみだった場合には、四十九日法要などの法事も家族のみで行うことが多いようです。家族葬でない場合でも、一周忌あたりには家族や親族のみで行うという事も少なくありません。
　法事の際のしきたりやマナー、さらには香典や服装などについてもご紹介いたします。




　葬儀の際に、家族のみの家族葬で故人を送った場合には、四十九日法要や一周忌も親戚や友人などは呼ばないで、家族のみで執り行う場合が多いです。家族以外の人を呼ばない場合には、わりとこじんまりとした規模で執り行います。
　僧侶を呼んでお経をあげてもらい、法要後の食事などをいただきながら、故人を偲びます。香典も形式ばったものではなく、志として 一人当たり５千円程度いただくという形が一般的です。
　また、 僧侶へのお布施としては５万円というのが一般的です。地方などにより異なる場合もありますので、お住いの風習やしきたりを今一度確認するのが良いです。一周忌までの服装はマナーに反することがないように、喪服などを着用した方が良いでしょう。


　お葬式を家族葬で執り行った場合、一周忌は必ずしも家族葬に参列した家族のみで行う必要もありません。僧侶を呼んで読経をあげてもらうのが一般的ですが、僧侶を呼ばないでこじんまりと執り行う場合ももちろんあります。
　僧侶を呼んで読経をあげてもらった場合には、 僧侶へのお布施として５万円程度包むのが相場です。
　香典という形ではなく、参列者からは香典の代わりにお菓子などの菓子折りをいただくことが通常です。必ずしも、昔ながらの形式に則ってという必要性もありません。
　親戚を呼ぶか呼ばないかも、お付き合いの度合いなどにより決めればよいでしょう。親戚を呼ばなければならないという必要性もありません。あまり難しく考える必要はないのです。


　お葬式を家族葬で行い、四十九日も家族のみで、また一周忌も家族のみで執り行った場合は、三回忌以降も家族のみで行うのが一般的です。三回忌以降は、服装などもそれほど喪服というほど堅苦しい感じではなく、黒やグレーなどの落ち着いた服装が良いでしょう。
　場所も、お寺で行う場合や自宅で行う場合もあります。僧侶を呼ぶか呼ばないかも家族での話し合いで決めると良いと思います。三回忌以降は僧侶を呼ばなければならないという必要性はあまりありません。家族で集まり食事を共にして、故人の思い出を語り合うという感じでも問題ないでしょう。
　要は、家族で集まり故人を偲ぶという気持ちが大切です。僧侶を呼んで読経をあげてもらう場合にはお布施を用意します。


　家族葬でお葬式を行った場合、必ずしも絶対に法要をしなければならないという事はありません。地域によってのしきたりや風習なども鑑みながら、また親戚の意向なども聞いたうえで問題がないようでしたら、無理をして法要をする必要性はありません。家族や親戚ともよく話し合って決めると良いでしょう。
　法要をする場合にはそれなりに出費もかかります。家族で故人を偲んで思い出話しなどで振り返るのも法要の一つと言えます。あまり形にこだわらずに家族それぞれの気持ちを大切にしてどのような形をとるのかを相談をして決めて、簡素な形で執り行うことも可能です。
　要は故人を思う気持ちが大切なのです。それぞれの家族に合った、最善の方法を見つけて行うことが大切です。