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家族葬で女性や子供の服装はどうなの?

 家族葬は、基本的には一般の参列者はおらず身内だけで行うため、平服でお越しくださいと書いてあるにも関わらず、きっちりした喪服を着用していってしまうとかえって親族の和を乱してしまうのではないかと心配になる人もいることでしょう。
 しかし、葬式はあらゆる冠婚葬祭の中でも格式の最も高いものであり、服装などのルールを間違えてしまうととんでもないことになります。どれだけ崩すとしても、大人であれば最低限喪服の着用を必須です。子供の服装も暗めのものを選びましょう。

もくじ
  1. 女性は崩しても黒のワンピース、アクセサリーはシルバーや真珠
  2. 妊婦はキッチリ喪服は不要、ゆるい黒のワンピースで問題なし!
  3. 子供は制服があれば制服が無難
  4. 赤ちゃんは暗い色でまとめていれば問題なし


女性は崩しても黒のワンピース、アクセサリーはシルバーや真珠

 男性の場合には、職場の葬儀などでもよく使用する喪服を身に付けておけば問題ありません。
 逆に、男性の場合には葬儀に参加する機会が多いため、それ以外の服装をほとんど見ることがありませんので、皆さんあまり苦労されないようです。その一方で女性の場合には、家族葬では少しだけ崩すことができます。
 しかし、さすがに家族葬とは言え節度は守らなければなりませんので、女性でもどれだけ崩したとしても最低限黒のワンピース程度には抑えておいた方が良いでしょう。
 黒以外の色を選ぶことはご法度です。同じように、装飾品についても決して派手にならないようにしましょう。シルバーや真珠などの落ち着いたカラーのアクセサリーが望ましいとされています。ピアスや指輪などの華美なものは避けましょう。


妊婦はキッチリ喪服は不要、ゆるい黒のワンピースで問題なし!

 女性の方で妊婦の場合には、きっちりした喪服を着る必要はありません。妊婦の方は、何よりも自分の体と赤ちゃんのことを考えなければなりません。葬儀の服装のマナーも大切ですが、その点は家族葬と言うこともあり比較的理解が得られやすいでしょう。
 ゆるい黒のワンピースで締め付けのきつくないもので十分です。ただし、そのぶん他にネックレスや指輪やピアスなどで華美なイメージを持たれてしまってはいけません。
 服装を少しだけゆるくさせてもらっている以上、ほかの面で出来るだけ大人しいイメージを持たれるように心がけましょう。親しき仲にも礼儀ありです。決してピアスや派手な指輪やネックレスなどで悪いイメージを与えないように注意しましょう。


子供は制服があれば制服が無難

 子供の場合にはどのような服を選べば良いか迷ってしまいます。というのも、子供の場合には葬式専用の服というものがないからです。もし、制服があるようであれば、それを着用するのが無難です。制服は子供にとって一番フォーマルな服であり、基本的にはカラーは落ち着いていて葬式に着ていってもなんら問題ない型をしています。帽子のある場合もあると思いますが、帽子は着用しなくて構いません。
 大人同様にネックレスなどの装飾品は極力避けた方が良いでしょう。かりに子供に制服がないようであれば、出来るだけ落ち着いた色の服を着ることがマナーです。黒やグレーを基調とした、シックな雰囲気に統一します。靴も出来れば黒を選ぶと無難です。


赤ちゃんは暗い色でまとめていれば問題なし

 家族葬のマナーで最後に問題になるのが赤ちゃんがいる場合です。子供の場合には制服という優れものがありますが、赤ちゃんにはそもそも黒い服が売られていることが少ないのです。
 そのような場合には、無理に黒い服を探してくる必要はありません。出来るだけ暗めの色を基調として着用すればそれでいいのです。赤ちゃんは基本的には母親に抱っこされていますので、母親の服の色が目立つことになります。なによりも乳幼児に対してそこまで目くじらを立ててマナーを要求する人も通常よりはいませんので、むしろ大変な中でも参列してくれたことに対して好意的に捉えてくれる人がほとんどでしょう。
 あまり赤ちゃんについては神経質にならなくて良いです。
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