通夜当日、僧侶が到着したら、まず控え室へ案内し、そこで茶菓でもてなします。
喪主と世話役代表が挨拶をして、葬儀社の人と一緒に通夜の流れなどを確認しておきます。
戒名をまだ頂いていない場合は、祭壇に飾ってあった白木の位牌を渡して、この場で書いてもらいます。
ですので、故人について、色々質問を受けるので、故人の性格や生前の仕事や趣味などに答えられるように、事前準備しておきましょう。
また、僧侶と対面した際には、以下の通り、ご挨拶をすると良いでしょう。
《挨拶例》
「お越しいただきありがとうございます。予定通り定刻に始めたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。」・・・などでよいかと思います。
葬儀場で通夜を行う場合は、僧侶も葬儀社の人も、やるべきことはわかっていますので、進行の流れを確認するくらいでしょう。
この時、通夜振る舞いの席に出席してもらえるかなども確認をしておくと良いと思います。
僧侶の都合などで、通夜振る舞い同席しない時は「お膳料」として現金を包み、「お車代」と一緒に渡しますので、用意が必要です。
遺族は僧侶や葬儀社の人から進行の流れや作法などを教えてもらい、わからないことがあればここでしっかり確認しておきます。
通夜を葬儀場で行わない場合であれば、僧侶と通夜の手順や作法について聞き、よく打合せをしておかなければなりません。
それから、僧侶によっては法話の時に故人のお話をするために、生前の趣味や性格などを聞くこともあります。特に準備は要りませんが、心に留めておきましょう。
法話なしで退場する場合もありますので、司会の関係上からも法話があるのか聞いておいた方が安心ですね。
また翌日の葬儀・告別式についても、この時に打ち合わせをしておきます。