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◆弔電への御礼例文や披露の仕方などを簡単に説明します

弔電を確認し、整理する

基本的には喪主宛に送り、喪主から見た敬称を使用するのが一般的とされていますが、送り主が喪主ではなくて他の遺族と知り合いの場合、その知り合いの遺族宛でもかまいません。

本来の目的は、「直接会ってお悔やみを述べたいところですが電報で失礼します。」ということですから、宛先はお悔やみを述べたい相手でも良いのです。

しかし、建前上気になるようでしたら、「(喪主名)様方(知り合い名)様」宛、もしくは「(故人名)様ご遺族様」「(故人名)様ご一同様」宛で送ると差しさわりがないでしょう。

弔電は原則的に通夜や告別式に参列できない方が送るものですから、直接会葬礼状を手渡ししていないはずです。

ですから、弔電を送ってくださった方には改めて御礼の気持ちを伝えることが望ましいでしょう。

弔電に対するお礼状の例文をあげます。

「○○の葬儀に際しましては、ご丁重なる弔電をいただきまことにありがとうございました。おかげさまで葬儀が滞りなく済みましたことをご報告するとともに、生前のご厚意に対し心より御礼申し上げます。」

「○○の葬儀に際しまして、ご丁重なるご弔電を賜りご芳情のほど有り難く御礼申し上げます。ご弔意のお言葉謹んでお受けし、霊前に供えさせていただきました。」

「ご弔電ありがとうございました。温かいお心遣いに故人もさぞ喜んでいることと存じます。遺族一同、深い感謝とともに厚く御礼申し上げます。」


弔電は葬儀の際に披露します。

数が多い場合はその中から披露するものを何通か選択し、読み上げる順番を決めます。

弔電は葬儀の際に披露します。進行係が整理します。

一般的に、弔電を披露する時間は5分ほどです。

ですので全文を読み上げることできるのは5~6通ほどにまります。

進行係は、喪主、遺族と相談し、故人との関係や葬儀の雰囲気にふさわしい弔電を選択します。

全文を披露できないものは時間の都合上と断りを入れて姓名、職場名、団体名の紹介だけにします。

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