葬儀社は数多くありますが、日常ではかかわりのないのが大概です。
死亡から葬儀社をじっくり選定する時間はほぼないのが普通です。
しかし、人生の最後の式典ともいえる通夜・葬儀をしっかりと行いたいものです。
葬儀社の選定の大切なことは、葬儀の相談と葬儀の施行担当者が同じ人であるかです。
受付と施行が別々の担当者である葬儀社が多いですが、
打ち合わせと実際の施行で食い違うことが出てくることもあるため、相談受付から施行まで同人出るほうが良いでしょう。
葬儀社の方法を一方的に事務的に話す葬儀社より、家族側の意向も聞いてくれる葬儀社が良い葬儀社の可能性が高いです。
また、葬祭ディレクター 資格を持つ人もいます。
これは、葬儀の基本的な知識はもちろん、消費者保護側からも審査される資格であるため、この葬祭ディレクターを取得
した人がいるかどうか、または担当者が有資格者であるかは大きなポイントになるでしょう。
費用に関して見積もりが詳細まで記載されているか、また、その詳細の説明をきちんとしてもらえるかも葬儀社を選定するうえで最も重要になります。
短期間でこれらを見極めることはなかなできません。
不幸ごとはいつ起きるかわかりません。昔は、不幸事に対し事前に準備するなんてご法度のようなことでした。
しかし、昨今ではいつかは訪れる不幸に対して慌てることなく、きちんと行いたいと思う人が多くなってきています。
生前予約はまさにそこがメリットになるのです。
日本での葬儀にかかる費用は100万~200万円とも言われます。
また、葬儀社を決定するのに複数の葬儀社をした人は非常に少なく1割にも満たないのが現実です。
故人を亡くした悲しみの中で、冷静に判断できないという状況の中で、実は無駄に高い葬儀の契約をしてしまっていることが多いともいえます。
生前からいつかは訪れる葬儀について検討をしておき、自身、家族の葬儀を後悔の残さないように行うために
複数の葬儀社を比較しておくのも良いでしょう。
人に死は誰にでも訪れるのです。
誕生があれば死もあるのです。最後の送りも心温まるものにぜひしたいですね。