葬儀社に葬儀を依頼する際には、まず見積書を出してもらい、予算を検討をしましょう。
葬儀社選びの段階では、複数の葬儀社から見積書を取り寄せることができます。
比較して検討することが必要です。
ただし、合計金額の比較だけでは、本当の比較にはなりません。
なぜなら、人数から式場・霊柩車の種類まで葬儀社によって設定している内容がそれぞれ違うからです。
色々な葬儀がありますが、大まかに分けると葬儀にかかる費用は、一般に、「葬儀一式(葬儀本体)費用」「寺院費用」「飲食接待費用」の3種類に大別されます。
見積書の項目をよく確認する必要があります。
「飲食接待費用」は見積書に記載していない葬儀社が多いです。別途、料理屋、仕出し屋に頼む事が多く、会葬者数によって変動するためです。
「寺院費用」は見積書に記載されることは、まずありません。読経料や戒名料は直接、お寺や住職にお支払いします。
ただし、菩提寺がないなどの事情から、葬儀社が紹介してお寺や宗教者を手配する場合は、「導師紹介料」といった費目で見積書に入る場合があります。
そして一度、葬儀社に足を運んでみて下さい。担当者の対応や葬儀社の事務所の雰囲気から、そして、資料ひとつとっても紙面から葬儀社の「品質」が見えてくるはずです。
価格破壊ともいえるような、安売りをメインにした葬儀社から、実にありとあらゆるスタイルの葬儀社が世の中に存在します。
ご自分の価値観にあっていて、なお且つどこを優先してどこを柔軟に考えることが出来るかによって、納得のいくお葬式に近づくことが出来るはずです。
冷静に判断できない場合は、第三者に相談しましょう。