葬儀業はいろいろな業者が行っています。最近では、専門の葬儀業者もありますが、農業協同組合(JA)や
生活協同組合(生協)のような組合組織、冠婚葬祭互助会や仏壇会社、生花業者、ホテルや鉄道会社なども
この葬祭事業に参画しているところも少なくありません。
不慣れな儀式ですので、葬儀業者に葬儀全体をお任せすることになりますので、費用面だけではなく、葬儀の
イメージ、サービス面でも意向に沿う葬儀業者を慎重に選択しましょう。
葬儀業者には、業態によって以下のような特徴があります。参考にしてください。
1.葬祭専門業者
地域の小さな葬儀社から全国規模の葬儀社までいろいろあります。この業界は、新たに入り込むことの難しい
業界ですから、地元で古くから営んでいる葬儀屋さんもあります。地域の習慣等、いろいろ解らない風習のような
物もありますので、葬儀社選びの時の基準にもしましょう。
2.冠婚葬祭互助会
冠婚葬祭を積立のシステムで営む組織団体です。払い込みが長期にわたるので、提供されているサービスに変更
がないないかのどの確認をすることをお勧めします。
3.農業協同組合
農業協同組合に加入している会員を対象に行っているサービスです。地域に密着したサービスを行ってくれ、葬儀
後のいろいろな手続きの代行処理や、遺品の整理などの手伝いを行ってくれるところもあります。
4.生活協同組合
生活協同組合に加入している会員を対象に行っているサービスです。葬儀自体は、地域の業者に委託するケース
が多いようです。
5.自治体の葬儀サービス
福祉活動として、葬儀のサービスを行っている自治体もあります。料金が割安に設定されておりますので、利用希望者
が多く、希望の日時の葬儀の予約が出来ないこともありますので、利用する際は、事前に確認をしましょう。