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葬儀の新しい演出方法「メモリアルムービー」とは?

 メモリアルムービーとは、葬式の中で故人の思い出や経歴を紹介しつつ、思い出を振り返る映像のことです。 料金はプランによって様々です。安いものだと写真を並べたスライドショーのみで終わる場合もありますが、こだわると生前からプロによる動画撮影や編集をしていただけます。ただし、準備は短期間になる場合が多いため、葬儀社任せにしてあとでトラブルになるのを避けるため、必ず見積もりを出してもらいましょう。


もくじ
  1. メモリアルムービーとはどういうもの?
  2. 価格の差について
  3. 思いがけない出費に注意
  4. メモリアルムービーでの工夫


メモリアルムービーとはどういうもの?

 メモリアルムービーというサービスは、葬式の中で故人の思い出や経歴を紹介しつつ、参列した方と故人との思い出を振り返る映像のことを指します。
 このサービスでは、生前故人に関係する写真や動画などを使用します。またムービーが再生中のときに、ナレーションをつけることが可能となっていて、思い出を紹介するケースに多く用いれていると言えるでしょう。故人の若いころあまりしらない家族や孫などは知らなかった故人の一面を知られて、今までの思い出を写真やムービーとともに振り返ることができます。
 過去の一緒に過ごした日々が懐かしく思い起こされたりと、故人をしのぶ時間をより深くしてくれます。ムービーの中の映像を見ていて、こういうことがあったなぁと思い出に浸ることができ、参列者とともに話に花を咲かせることができるでしょう。それが、葬儀の場において故人に対して一番の供養になるかもしれません。メモリアルムービーはその手助けをしてくれます。


価格の差について

 このムービーに関しては、会社ごとや家族がどのような希望を取り入れるかによって料金設定が大きくことなります。家族ごとによって変動があるため、平均額を求めるのは非常に難しいといえます。すでに設定されている最も見積もりの安いプランの場合ですと、今まで撮りためた思い出の写真をスライドショーで投影し、簡単にナレーションをつけて紹介するだけで終わるといったスタイルになります。
 ただ、このナレーションはムービーの中には入っておらず、現場で担当の方が読み上げるだけである形になります。このような場合での費用が約1万円となっています。逆に、とことんこだわりたいといって、生前にメモリアルムービーを撮っておく場合は風景や撮影場所などにこだわり、プロの方を丸1日や2日雇って撮影と編集をしてもらうことになるため、こだわりぬいた場合だと総額20万円を超える場合も珍しくありません。


思いがけない出費に注意

 上記で触れた通り、動画は希望するプランによって料金が全く異なります。下は1万円から上は20万円以上とさまざまです。
 準備は故人が亡くなってから葬儀が始まるまでの短期間になる場合が多いため、他の準備で気が取られてしまいおろそかになりがちです。そのため葬儀会社が言うがまま、受け入れていると思いがけない金額になってしまうこともあるので注意しましょう。必ず作成前に見積もりをだしてもらいましょう。
 その際に、自分たちの希望をしっかりと動画に反映させてもらうように伝えることも大切です。ちなみに、この動画にどれくらいの価値を置くかというのは人それぞれの価値観によって異なります。しかし、どのようなタイプのムービーであれ、普段家の中にしまってあった思い出を家族だけでなく、参列された方々にも見ていただき、思い出を語れるというのは大きなメリットでしょう。


メモリアルムービーでの工夫

 単にスライドショーで見せるだけでなく、家族や故人の思いを汲んだ形で様々な工夫をすることができます。
 編集の準備期間は短期間になりがちですが、葬儀社などと相談し満足のいく動画を作ってもらうようにしてみましょう。ナレーションの内容も、希望を伝えれば自分の言ってほしい内容を取り入れてくれます。また、生前から準備をする場合はプロがついてくれますので、妥協せずしっかりとした質の高いものを作ることができます。
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