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家族葬は食事なしでも問題ない?通夜振舞いや精進落としどうする?

家族葬を行った場合、食事は用意した方がよいのか、食事なしで行った方がよいのか判断に困ることもあります。

葬儀会社で用意する場合は費用がかさむことがありますが、最近ではレストランや料亭などで簡単に家族だけで済ませるという形もあります。

また簡単な食事であれば、喪主の家でお寿司などの食事を用意してお金をかけずに行うという方法もありますので、各家庭の事情に合わせて食事を用意するかどうかを決められるとよいでしょう。



もくじ
  1. 通夜振舞いは簡素でも用意した方が良い
  2. 食事を用意した場合の費用計算
  3. 通夜振舞いをする場合の喪主の挨拶の注意点や例文
  4. 精進落としは必要?


通夜振舞いは簡素でも用意した方が良い

家族葬を行った時、通夜振舞いを用意した方がよいかどうか迷うこともあります。

通夜振舞いは通夜が終わった後に参列者に食事を振る舞うことですが、遺族と尋問客が一緒に飲食を行い、故人の思い出話をしながら亡くなった方をしのぶためのものです。

短時間の食事であるため、食事なしで行うこともありますが、家族葬の場合、親しい間の身内だけで行いますので、簡素でも用意した方がよいかもしれません。

身内ですので簡素なものでも構いません。サンドウィッチやお寿司など、自分達で用意することも出来ます。斎場に依頼をすると食事代が高くなってしまうこともありますので、自宅で行うのであれば食事代を安く済ませることも可能です。

アルコールは穢れを清める意味がありますので、一応用意しますが車で来ている方や、子供のためにジュースなどのソフトドリンクも用意しておくとよいかもしれません。



食事を用意した場合の費用計算

通夜振る舞いをした時の食事代の費用は、一般の葬儀費用の場合だと一人あたり2千円から3千円が相場です。家族葬で行った場合はあらかじめ参加人数が分かっていますので、参加人数分の食事代が必要になります。

葬儀会社で手配すると費用が高くなりますが、オードブルやサンドウィッチ、お寿司などを出前で用意すれば費用も安く抑えることが可能です。

葬儀会場を借りて行う場合は、料理などの持ち込みが出来ないこともあります。その場合は食事なしで行うか、葬儀会社であらかじめ決められた料理を取る必要がありますが、割高になることもあるでしょう。

費用をかけたくない場合は、近くのレストランや料亭で家族だけでお別れ会と称した食事会を行うのもよいかもしれません。

家族葬は身内だけでの葬式ですので、あまり気構える必要はありません。告別式や葬式、精進落としや火葬場での待ち時間にも食事やお菓子などを用意する必要が出てくることもあります。

大層なものを用意すると費用がかさんでしまいますので、負担になってしまうので気持ちばかりという意味であまり負担をかけずに行うのがよいかもしれません。



通夜振舞いをする場合の喪主の挨拶の注意点や例文

通夜振る舞いをする場合の喪主の挨拶は、通夜に参加してくれた方への感謝の気持ちを伝えることと、告別式葬式の場所と時間、通夜振る舞いについての案内を知らせなければなりません。

通夜振る舞いを用意している場合、誘いの言葉も述べる必要があります。 通夜の挨拶をする際での注意点は、出来るだけ短い言葉で、重ね言葉や忌み言葉は避けるようにします。

尋問客に対しての、例文をご紹介します。生前は大変お世話になりました。おかげさまで最後は安らかに息を引き取りましたなどと、感謝の言葉を伝えるとよいです。通夜振る舞いの最後にも、足を運んでくれたことに対して、本日は誠にありがとうございましたと礼を述べるとよいでしょう。

喪主の挨拶は家族葬の間、精進落としや火葬場などでも何度かありますが、同じ内容になってしまわないように少し言葉を変えるなどして行うとよいです。

火葬場での待ち時間は長いですので、待ち時間の間頂けるお菓子などを用意しておくとよいでしょう。



精進落としは必要?

精進落としは葬儀の後の初七日法要で頂く食事のことです。昔は人が亡くなった後は肉や魚などを摂取するのを控えて、通常通りの食事に戻す際の最初の食事として頂きました。

現在は僧侶や故人の親戚や、参列者に対する感謝の気持ちを込めて出す食事として行われています。

告別式の後や火葬の待ち時間の間に精進落としの食事をされる場合もありますので、それぞれの事情によって行うかどうかを決められるとよいかもしれません。

遠方からの出席者がいる場合は、火葬の待ち時間の間に精進落としの食事を用意するケースもあります。家族葬ですので、形式ばったものではなく、喪主の家やお店などを利用して家族でゆっくりとするということも出来ます。 葬式の後はバタバタと忙しく、ゆっくりと食事を用意することも出来ないのでお店などで故人の好きだったものを、身内で思い出話をしながら頂くのもよいかもしれません。

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