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自宅で執り行う家族葬について

お葬式のにもさまざまなものがありますが、ここ数年で急激に注目を浴びているのが家族葬です。身内とごく親しい人のみで行われますが、同じ家族葬の中でも最近特に増えているのが、お葬式を自宅で行う自宅葬です。しかし、自宅で葬儀を行うとなると手配等に一般の葬儀と異なる点があったり、覚えておきたい注意事項があるということも事実です。では、マナー等も含めてどういったことにポイントをおいて考えて行けば良いのでしょうか。



もくじ
  1. 自宅葬のメリット
  2. 自宅葬のデメリット
  3. 家族葬を自宅でした場合の費用や相場
  4. 自宅で行う際のマナー


自宅葬のメリット

自宅葬の最大のメリットは、故人が最後に自分の家に帰ることが出来るという点です。そして、故人の身内も家族葬という形であるため、決まったルール等もなく自由に葬儀を執り行うことが可能です。家族葬であるということを周囲に事前に伝え弔問客や花、香典等を辞退することで参列客に気を遣うことなく心ゆくまで故人との別れを惜しむ時間が取れます。

また、費用の面でも葬儀会場を借りる必要がないため、会場費を支払うことがありません。田舎だったら比較的家にスペースがあるため場合によっては会場で葬儀を行うよりもゆったりと出来ることもあります。慣れた自宅で故人が好きだった音楽を流すなど、自由な形で送り出すことが可能となります。



自宅葬のデメリット

しかしながら、自宅での家族葬にはデメリットも存在します。まず、田舎とは違って都会では家が狭いという問題があります。田舎では一軒家も多いですが、都会のマンション等ではエレベーターにお棺が入るのか、といったところまで確認が必要です。

部屋の中に祭壇を設置するスペースがあるのか、ということも問題点のひとつです。また、近所に住む人の理解を得なければ難しいという点もデメリットのひとつとして数えられます。それから、自宅で葬儀を行うことによって周りに家庭の事情がわかってしまうということも頭の中に入れておきたいところです。家族葬とはいっても場合によっては費用をそれほど抑えることが出来ないこともあることは、覚えておくと良いでしょう。



家族葬を自宅でした場合の費用や相場

一般的な葬儀では、通夜から告別式まで200万円ほどかかるのが相場ですが、自宅葬の相場は、それに対して約40万円から100万円ほどとなります。祭壇や花を豪華にすることで費用の相場は変わってきますが、自宅で行う場合は自宅葬葬儀社と良く相談することが肝心です。家族葬の場合、勤務先等からの参列や香典を辞退するため、弔問客からの香典を葬儀の費用に充てることも出来ません。従ってなるべく費用を抑えた葬儀を希望するのなら、最初に自宅葬葬儀社にその旨を伝え予算に合った祭壇や花などをアドバイスしてもらうようにしましょう。自宅葬葬儀社は、基本的に家族葬を執り行う喪主の意向にそった無理のないプランを提示してくれるはずです。



自宅で行う際のマナー

自宅で葬儀を行う際のマナーで、最も重要なことは周囲の関係者に故人の意向で家族葬となったため、葬儀の参列や香典、献花等を辞退する旨を明確に伝えることです。でなければ、葬儀に突然予期しなかった弔問客があらわれたり、混乱をきたすことになりかねません。万が一当日予期しない参列者が現れた場合は、香典等は丁重にお断りすることはマナー違反にはなりません。

家が賃貸だという場合は、隣近所だけでなく家主にも葬儀を自宅で行う旨を事前に伝えることも大事なポイントです。自宅で葬儀を行う際にはデメリットがあるということを良く頭の中に入れて、疑問点等があれば自分で解決しようとしないでプロの自宅葬葬儀社に相談することをおすすめします。

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