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家族葬は受付無し?お礼は幾ら渡す?家族葬の受付に関する疑問解決

故人の仕事の関係者や友人たちが参列しないため、落ち着いて行動できるところがメリットである家族葬ですがその作法は一般的な葬儀と異なる部分が多々あります。

例を挙げるなら香典で、通常であれば封筒に包んで持参しますが、家族葬においては故人との別れを偲ぶために対応に追われてしまう香典を辞退するケースは数多いです。その場合はお花代を香典の代わりにしたり、線香を贈ったりします。

このように変わったところがある家族葬ですが、受付に関しても作法があるので要注意です。

受付無しか否か、誰が担当するのか、相場はいくらかなど知らないところがたくさんあるからに尽きます。



もくじ
  1. 親族のみで行うので、相談して受付無しにしても問題ない
  2. 受付は基本、直径以外の親族、つまり親戚などが行うのが一般的
  3. 中学生や高校生くらいなら孫が受付をしているケースも
  4. 受付のお礼の相場や渡すタイミングは?
  5. 家族葬の受付に関する口コミや体験談


親族のみで行うので、相談して受付無しにしても問題ない

家族葬の主な参列者は故人の家族に兄弟、その親戚筋など血縁者となります。

すなわち親族のみで葬儀を執り行うので、受付無しでも構わないです。その理由は受付の役割が大きく関わっています。葬儀における受付の役割は参列者を丁寧にお迎えする事で、その内容は香典を受け取ったり芳名帳に記帳してもらうように説明したりなどです。

しかし親族だけなら互いを知っているので芳名帳への記帳をする必要はなく、また香典も辞退する意志があるならそう伝えておけば受付をする必要はありません。

けれども「設置してほしい」と主張する人もおり、何より訃報を耳にして駆けつける故人の友人もいたり香典を受け取るつもりがあったりなど用意する必要性があれば相談して受付無しか、それとも設置するかを決めておくべきです。



受付は基本、直径以外の親族、つまり親戚などが行うのが一般的

いかに通常の葬儀とは作法が異なる部分がある家族葬でも故人の孫や子供、親など直系尊属と言える家族たちは会場にいなくてはいけない決まりです。

それなら受付無しではなく、正式に受付を設置するなら誰に任せるのか、その答えは直系以外の親族、つまり親戚となります。なかでも親戚のうち、長男やその配偶者が担当するのが無難です。

葬儀社に依頼してスタッフを用意してもらう選択肢もありますが、別途負担がかかります。親しい人間に頼むとしてもやるべき事が多く、また場合によっては香典という金銭を預ける事を考慮すれば余程信頼できる相手でないと無理です。ただし参列者が10名にも満たない場合、直系の家族でも係を担当できるほどの余裕があるのでその場合は家族が請け負っても問題ありません。



中学生や高校生くらいなら孫が受付をしているケースも

孫や子供は喪主の指示に従わなくてはならないため、葬儀における役割は参加が主です。

しかし場合によっては、中学生や高校生の孫や子供が受付に立つケースはあります。とはいえ社会人でもマナーを守るのが難しい受付を相応の知識があるにしても、子供に一任する事はできません。あくまで子供はサポートに徹してもらい、主力となる大人が来訪者を出迎えるのが妥当です。

同時に子供には立ち振る舞いや挨拶をしっかりするように釘を刺さなくてはなりません。例えば挨拶は「お忙しい中、ご足労いただき有難うございます」と口に出せるようにしましょう。

あとは芳名帳の記入のノウハウや香典を受け取った際に対応を教えつつ、葬儀の内容も確認してすぐに参加できるようにしなくてはならないです。



受付のお礼の相場や渡すタイミングは?

受付をしてくれた人間にお礼を渡すのは家族葬でも変わらないです。

しかしその葬儀の性質上、また受付をした人間が誰かによってお礼の内容が変わります。まずお礼の相場がいくらか、これは5000円から1万円が平均的な金額とされていますが、地域によっては3000円から5000円のお礼だと考えている場所もあるので要注意です。この辺りに関しては葬儀社や周囲の人間に「いくらにするべきか」と相談したほうがいいでしょう。

ただし相手がお菓子やタオルを渡した方がいいような相手であれば、相場分の価値がある品を贈っても構わないです。そのお礼を渡すタイミングは葬儀が終わった直後か、あるいは後日送り届ける方法の2種類となります。前者は渡す相手となかなか会えない場合に、後者は多忙なあまりに落ち着いた頃を見計らった場合に適用されるタイミングです。



家族葬の受付に関する口コミや体験談

家族葬と言えば、一般的には、親族のみで行い、香典などは受け取らず、簡素に行うスタイルであることが定義ではあるが、実際はどうなのでしょうか?

いくつかTwitterで口コミや体験談があるので、見ていきたいと思います。


葬儀社のプランの中で受付を葬儀社が対応してくれるプランもあるので、もし、想定外の参列があってもこれなら安心ですね。

故人や喪主の関係者に多くの人脈やネットワークをもっている場合は、想定外の参列者が来る可能性があるので、葬儀社のプランで受付を代行してくれる内容があると良いですね。

また、事前に家族葬である点と、参列をお断りする旨をしっかり伝えておくことも大事です。


家族葬と周知しても、実際に数名は来ることがあります。

家族葬の趣旨を理解いただけるほど、家族葬と言う言葉がまだ、歴史が浅く、人気が低いという点と、参列する側の人情の問題で、お悔みをどうしても伝えたいという思いがあるので、数名であれば、仕方ない部分と言えます。


しっかりと事前に断りを入れるとともに、葬儀社が受付を代行してくれる家族葬のプランにしておくと、間違いないです。

また、数多くの参列が見込まれる場合は、後日、焼香ができるように、自宅等で受け付ける旨を伝えたり、送る会などを行う予定を作る等、一考が必要です。

もし、想定外の人数の参列があった場合、もてなす側としては、食事やお菓子など出したくても、葬儀会場に、準備が無ければ対応ができません。

どうしても不安な場合は、電報や手紙で家族葬の旨を伝えるだけではなく、電話を入れておくことも重要です。

葬儀で困ったら電話でご相談ください