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終活で用意するエンディングノートとは?

 自分が亡くなった後にはこうして欲しいという希望があれば、必ずエンディングノートに書いておくべきです。
 書き方は簡単ですし、そうすることで費用の軽減にも繋がるのではないでしょうか。終活は死ぬ準備をする活動ではありませんし、むしろ前向きに人生を過ごす計画書だと言えるはずです。


もくじ
  1. 真剣に考えたい自らの最期に関して
  2. 多様化する葬儀社のサポートに関して
  3. 思いのたけを書き記そう
  4. 通帳と印鑑の管理に関して


真剣に考えたい自らの最期に関して

 冠婚葬祭の中でも、最も難しいのが葬儀・告別式だと言われています。長期の闘病期間があればまだしも、急死の場合は更に難しいと言われています。
 故人はもちろんですが、遺族がどうして良いのか分からずに、大きな悔いを残したまま葬儀・告別式が終わってしまうことが珍しくありません。
 そんな後悔を少なくしてくれるのが、終活ではないでしょうか。自らの最期の時にはどう在りたいのか、それをエンディングノートに書き記す方法です。遺言状ほどの重さはありませんし、これと決まった書き方が存在するものでもありません。感謝の言葉を記すのも良いですし、自分で葬儀・告別式をプロデュースするのも構いません。
 自由なスタイルが特徴と言えます。中でも遺影に関しては、最高の笑顔を採用して欲しいと願うシニアが増えています。写真スタジオで事前に撮影をする方が増えていますし、湿っぽい雰囲気を出さずに葬儀・告別式を行うケースが目立ちます。


多様化する葬儀社のサポートに関して

 近年の傾向としては、自宅葬の割合が減って来ています。大部分の方が葬儀社の所有する会館で葬儀・告別式を行いますし、互助会に入ることによって様々なサポートを受けることが出来ます。
 その最たる例と言えるのが、会館の見学会や相談会ではないでしょうか。
 見学会では、実際に使用される祭壇や棺桶を見ることが出来ます。値段や種類も豊富ですし、材質や大きさを感じることが出来るはずです。相談会においても、弁護士や終活アドバイザーの話を聞くことが出来ます。
 相続や遺言のトラブルは多いですし、エンディングノートの書き方に関しても助言を貰えるはずです。
 少しのアドバイスでノート全体が締まって見えますし、分かり易くなるはずです。葬儀社には専任の葬祭ディレクターが居ますし、献身的なサポートをしてくれるのではないでしょうか。


思いのたけを書き記そう

 誰でもそうですが、友人や知人との付き合いがあるはずです。
 職場の同僚はもちろんですが、趣味やボランティア活動の仲間がいる方も多いのではないでしょうか。家族が故人の人間関係を全て把握している訳ではありませんし、緊急時に救ってくれるのがエンディングノートの存在ではないでしょうか。
 住所や連絡先が記されていますし、葬儀・告別式の前には連絡することが可能になるはずです。元気なうちに終活をスタートさせておくと、その後の人生が更に貴重で楽しめるのではないでしょうか。書き方については、雛形を参考にすると失敗することがないはずです。
 インターネット上からダウンロードすることも出来ますし、市販されているノートを使用することも出来ます。安価で販売されていますし、じっくりと構想を練って書いておくのが理想です。思いは常に変わりますし、その都度書き直しをすれば良いだけです。


通帳と印鑑の管理に関して

 とりわけインターネットに関しては、フォーマットに沿って意向を書けるのが便利だと言えます。
 身近な人が亡くなって最も困るのが、通帳と印鑑の保管場所だと聞きます。誰にでも教えるものではありませんし、それこそエンディングノートに書いておくべきことです。複数の口座を持っている方が大半ですし、各々を分けて保管している方が多いのではないでしょうか。
 亡くなってしまうと口座が凍結されてしまうので、本人のお金がおろせなくなります。幾ら素敵な終活をイメージしていたとしても、先立つお金がないと何も出来ないのが現実です。フォーマットに沿った書き方を学んでおくと、残された家族は滞りなく準備を進められるのではないでしょうか。
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